『会社四季報』の「サイン」が便利です。
個別企業の欄外の、「矢印」(大幅増額などの言葉と、↑→↓の矢印からなる)が上を向いた増額に注目です。
つまり、『会社四季報』は時系列で見ること、できれば前号と前々号と比較しながら見ることが肝心なのです。四季報を並べて、時系列で矢印を書き出すのです。こうした、直感でわかる表を、細切れの時間を活用して作業することが、皆さんに株価3倍という「ご褒美」をもたらすことになります。
これが「勝ち逃げの極意」です。次の『会社四季報』が発売される前までに、活用法をどんどんご紹介します。
次回も、時間をかけず、細切れ時間で大きく出世する株を発見するコツをお伝えします。
坂田 善種
ファイナンシャルプランナー 東洋大学講師
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さかた よしたね / Yoshitane Sakata
中央大学法学部法律学科卒業、同大学商学部会計学科卒業、同大学大学院商学研究科博士課程前期修了(商学修士)。専門は、財務会計・企業評価。大学院在籍時より、大手金融機関の資産運用設計システムの開発業務に従事し、1994年、FP資格取得後、主に富裕層向けの長期・安定的な資産運用設計を行う。投資研究会「シンデレラ株式投資研究会」「シンデレラFX研究会」(ともに現在、定員満席にて新規会員の募集はなし)の主任講師。東洋経済新報社『オール投資』(現在、休刊中)では、「勝ち逃げ」株式投資法を好評連載。業績を重視した低位割安成長銘柄の発掘には定評がある。『会社四季報』の読者歴は、40年を超える。
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