スズキ、パキスタンに490億円の投資を計画

不利な政策修正が条件

5月6日、スズキは、パキスタン政府が新たな自動車業界政策を修正することなどを条件に同国に4億6000万ドル投資する計画。ムンバイで3月撮影(2016年 ロイター/DANISH SIDDIQUI)

[イスラマバード 6日 ロイター] - スズキ<7269.T>は、パキスタン政府が新たな自動車業界政策を修正することなどを条件に同国に4億6000万ドル(約490億円)投資する計画だ。現地子会社が6日明らかにした。

パキスタン政府は3月、国内自動車市場におけるスズキやトヨタ、ホンダの影響力を弱める狙いで、既存メーカーよりも新規に参入する企業を関税などで優遇する新たな業界政策を発表した。

スズキのパキスタン法人は、この政策が既存メーカーの投資の可能性に多大な打撃を与える可能性があるとかねてから懸念しているとした上で、「しかるべく奨励措置が講じられれば、パキスタンで4億6000万ドルの投資を行う用意がある」と、ロイターに宛てた電子メールで表明した。

パキスタン自動車市場は現在、日本勢が支配する形になっている。しかし政府側は、国内で組み立てられる自動車の価格が相対的に高い上に品質などの面で輸入車に劣るとして、市場の刷新を狙っている。

スズキのパキスタン法人は、4億6000万ドルの投資を最先端工場の建設などに充てる方針としている。

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