その起業に「社会に貢献したい!」はあるか

儲かると考えて始める事業は、まず失敗する

2016年4月19日、六本木ヒルズのアカデミーヒルズにて、第9回東洋経済スタートアップセミナー(トーマツベンチャーサポート共催)が行われた。
今回は「0から1を生む。あなたも起業しませんか?」をテーマに、ワークスアプリケーションズ代表取締役CEOの牧野正幸氏と、経済産業省新規事業調整官の石井芳明氏の2人が登壇した。今回、そのエッセンスをお届けする。

失敗する確率が高い起業とは?

牧野氏は、1996年にワークスアプリケーションズを創業。ゼロから新しい価値を生み出す優秀な人材「クリティカルワーカー」の獲得を重視し、ユニークな組織戦略や採用を行っていることでも、注目を浴びている。

たとえば、いつでも入社OKの「入社パス」、出戻りOKの「カムバック・パス」ほか、とくにインターンシップは、世界中から年間約8万人が応募する名物企画となっている。実際、国籍や人種にこだわらずグローバルで採用活動を行い、世界大学ランキングトップ50に入るアジア・ASEAN地域の大学から128名を採用するなど、世界からクリティカルワーカーを集めている。

一方、石井氏は、政府の立場からベンチャー起業や新事業を支援。ベンチャーと大企業が共存共栄するエコシステム(生態系)の確立を目指し、景気変動やブームに影響されないベンチャー政策を指向する。いわばベンチャー育成のキーマンと言える。

まずセッションでは牧野氏が起業する際の注意点として、次のように語った。

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