ゲームの「高額課金トラブル」が続く根本理由 

安易な課金体質を改善するのは簡単ではない

 4月26日、高額課金トラブルが相次ぐソーシャルゲーム業界が事態改善に向け自主ルール作りを進めている。写真は東京ゲームショーでモバイルゲームを試す来場者。2014年9月撮影。(2016年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 26日 ロイター] - 高額課金トラブルが相次ぐソーシャルゲーム業界が事態改善に向け自主ルール作りを進めている。「ガチャ」と呼ばれる有料くじについて、希少アイテムの出現確率などを示し、過剰な支払いを未然に防ごうという狙いだ。

だが、業界の足並みは必ずしもそろっておらず、安易な課金体質がどこまで変わるかは不透明。改善が進まなければ、利用者離れが加速する一方、行政の規制が強まる可能性もある。

ガチャは景品表示法で禁止されているおとり広告?

当たる確率が表示されないガチャは景品表示法で禁止されているおとり広告に当たるのではないか─―。3月23日に衆議院で開かれた消費者問題に関する特別委員会で井坂信彦議員(民進)は河野太郎消費者行政担当相に政府の見解を質した。

ガチャとは、ゲームで使うアイテムなどを販売する仕組みのことで、レバーを回しておもちゃなどのカプセルを出す「ガチャガチャ」などに由来する。プレーヤーは欲しいアイテムを手に入れるために1回数百円のガチャを回し続け、多額の資金をつぎ込んでしまう例が後を絶たない。

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