吹かぬ追い風 政権復帰への自信と不安 落選、新人候補の今

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落選、新人候補の今 吹かぬ追い風 政権復帰への自信と不安

前回総選挙から約3年。民主党に議席を奪われた選挙区では、次期総選挙での再起を期す落選議員もいれば、新人として初の選挙へ準備を重ねる候補者もいる。

自民党が政権に返り咲いた場合、「変化」のカギを握るのが人材だ。落選中あるいは新人として立候補する候補者たちは、今どんな思いで、どんな活動をしているのだろうか。

官民のギャップが立候補の動機に

自民党の変化を象徴する一つが、候補者の公募制だ。自民党の候補者といえば、かつては世襲や秘書、官僚など、限られた政界関係者ばかりが目立った。しかし党改革の旗の下、自民党は「オープン」な人材発掘を掲げ、公募制を導入。その結果、図のとおり、2009年総選挙では新人候補者のうち公募はわずか7人だったが、次期総選挙に向けては、すでに前回の10倍もの人材が公募をくぐり抜け、支部長、つまり党の公認候補予定者に選抜された。

 

 

公募は、基本的にまず書類選考があり、その後、都道府県連が面接や党員投票などで選ぶ。では選ばれた人とは、どんな人材なのか。

 

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