高級路線でコンパクト勝利狙う富士フイルム

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「XF1」は11月3日発売で、販売価格は5万5000円程度を想定。「X−E1」は11月17日発売。販売価格は本体9万円前後、ズームキットで13万円前後を想定している。いずれも富士フイルムが2010年より展開するデジカメの高級モデル「Xシリーズ」の新モデルとなる。

また、今回の新製品発表にあわせてミラーレスに対応する交換レンズ2製品も発表。来年までにパンケーキタイプや望遠ズーム、超広角ズームなど新製品5モデルを追加発表し、計10本のラインナップをそろえる。

「高機能の本格的なカメラのニーズが高まっている。ディスプレイが高精細化している中、より高画質が求められる」。単なるコンパクトでは生き残れない。古森会長・CEOの言葉はそれを示している。

(島 大輔 =東洋経済オンライン)

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