それもこれも手に入れる人の超「課題設定力」

そのスキルが会社にも家庭にも幸せを呼ぶ

スタート地点での見極めが肝要です(写真:Havana / PIXTA)
「何をすべきかを見極める」。言葉にするととても簡単ですが、実は難易度が高く、ビジネスの成否、キャリアを築いていけるかどうかはある意味ここで決まります。どんなに問題解決力が高く、業務処理能力やリーダーシップが優れていても、スタート地点である課題設定を間違えては、その高いスキルを無駄に使うことになってしまいます。
自分の持てる力を投入する価値のある課題を見極めるテクニックをご紹介します。

 

「課題設定力」はワークライフバランスにも不可欠

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冒頭から私事で恐縮ですが、私が課題設定について真剣に考え始めたのは、娘が1歳になり会社へ復職したときでした。仕事に費やす時間はそれまでに比べてかなり減らさざるをえませんでしたが、役に立ちたい、他者からの期待に応えたい、それによって充実感を得たいという思いは強くなりこそすれ、弱くなることはありませんでした。

必然的に自分に与えられた時間・気力・体力・知識・能力などの資源をどう活かすかについて、以前よりも真剣に考えるようになりました。そこで行き着いたのが、いたずらに仕事の効率化をするだけでは意味がないこと、そもそも何をすべきかを見極めること、すなわち課題設定力を高めることが最も必要なのではないかということでした。

ビジネスの現場は過酷さを増しています。多くの方がハードワークを続けることの限界を感じ始め、長時間労働への問題意識も高まってきています。しかし、ワークライフバランスというスローガンのもとに仕事の実働時間を減らすだけでは、成果も充実感もなかなか得ることはできません。正しい課題設定をして、自己資源を効果的・効率的に投下することは自分のためだけではなく、一緒に仕事をする人や家族が幸せになるために必要だと思っています。

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