「食品ロス削減」に本気出す、英国の最新兵器

有名チェーンが続々導入、データで見える化

英国では食料廃棄量の削減に「モニタリングツール」を導入する飲食店が増えている(画像はhttp://www.winnowsolutions.com/より)

国際連合食糧農業機関(FAO)の推計によると、1年間の食料廃棄量は、世界全体で食料生産量の約3分の1に相当する16億トン。

これらがもたらす経済損失は、直接的なものだけで、7500億ドル(約85.2兆円)にのぼっている。

当記事はFUTURUS(運営:INCLUSIVE)の提供記事です

とりわけ飲食業を中心とする接客サービス業界では、食べ残しや食材の使い残しなど、まだ食べられるにもかかわらず大量の食料を廃棄しているのが現状。

接客サービス業界からの1年間の食料廃棄量が25億ポンド(約4035億円)にのぼる英国では、レストランなど、接客サービス業界向け食料廃棄物モニタリングソリューション『Winnow』が、着実に実績を上げている。

専用アプリで廃棄量を計測

タブレットを通じて廃棄する食材を指定する(画像はhttp://www.winnowsolutions.com/より)

『Winnow』は、Bluetoothが内蔵されたスマートスケールとタブレット端末対応の専用アプリで構成されているのが特徴だ。

ユーザーは、スマートスケールをゴミ箱に取り付け、食材を廃棄するごとに、タブレット端末を通じてその種類を指定していく。すると、廃棄した食材の重量とコストをスマートスケールが自動的に計測し、データとして記録する。

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