若者のクルマ離れに危機感、自工会が「お台場学園祭」

豊田章男・日本自動車工業会会長(トヨタ自動車社長)は9月20日、10月に行うクルマイベント「お台場学園祭」の詳細を発表した。自動車業界では2年に1度、東京モーターショーを開催しているが、それがない年にもイベントを継続することで、自動車への関心を高めたい考えだ。

「国内空洞化を食い止める最大の手段は、国内市場の活性化。若者のクルマ離れが指摘される中で、メーカーのほうから若者に近づく取り組みが必要になる」(豊田会長)。同イベントは10月6日~14日、土日祝を中心に開催され、学生や子どもがメインターゲット。国内自動車メーカー8社の若手メンバーを中心に、企画には学生も参加した。

自動車メーカー首脳と就職活動を控えた学生とのトークセッションや、新型車試乗会、プリクラッシュブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)の同乗体験など「体験型」のイベントが中心。また、ミスキャンパス候補によるファッションショーやドッグランなども開催し、直接クルマに関心のない若者の集客も狙う。自工会は期間中、30万人の来場を見込む。

「私も右脳で考えるタイプ。若者を中心に思い切ってやってほしい」(豊田会長)。一過性ではなく、継続的な取り組みとする姿勢が求められそうだ。

(並木 厚憲 =東洋経済オンライン)

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