改装開業は11月21日。阪急うめだ本店が不況に挑む秘策、「情報発信型」百貨店とは?

改装開業は11月21日。阪急うめだ本店が不況に挑む秘策、「情報発信型」百貨店とは?

エイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングは11月21日、傘下の阪急百貨店うめだ本店を増床オープンする。従来は11月下旬予定としていたが、昨12日に正式にグランドオープンの日にちを発表。あわせて各フロアの具体的な内容についても明らかにした。

今回の増床改装では、総額600億円を投じ、6万1000平方メートルあった旧本店の敷地面積を約3割増の8万平方メートルに増床。初年度は来客数でピークだった2005年度と同水準となる5000万人、売上高で1900億円を目指す。近接する阪急百貨店メンズ館と合わせた売上高では2130億円を計画。達成すれば、伊勢丹新宿本店を抜き、売上高で全国1位となる可能性もある。「05年に構想したが、工事が難航したこともあり、結果として7年もかかってしまった。これで結果を出せるかどうか、今はドキドキしている」。12日に大阪・梅田で行われた会見の席上、椙岡俊一・H2Oリテイリング会長兼CEOはそう心境を語った。

今回の改装では、2~5階に主にラグジュアリーブランドを集積。2階には「グッチ」「プラダ」など17ブランドのバッグや「カルティエ」「ティファニー」などのブライダルジュエリーを、また3階には「イザベルマラン」「アレキサンダーマックイーン」などの先端的なコレクションブランドを集めた。「東京まで行かなくてもここに来ればあるという点を意識し、ラグジュアリーブランドを集めた。名古屋から九州くらいまで、広域で集客したい」(椙岡会長)。

また3~4階には、大学生や20代の若い女性をターゲットにした「うめはんシスターズ」「うめはんジェンヌ」のエリアも開設。百貨店離れが進む若年層を再び呼び込むことも狙う。

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