弥生

ペーパーレス経理の推進で
スモールビジネスの会計業務を大幅に短縮
弥生

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紙の電子データ化が急速に進む中、会計業務についても各書類を電子データ化して保存することを認める法改正が行われた。これを機に「ペーパーレス経理」の推進に取り組んでいるのが、弥生だ。領収書を電子データ化するだけでも会計業務を効率化し、処理時間を大幅に短縮するのだという。

手間と時間を大幅に削減
「会計業務3.0」時代へ

今年1月から改正・電子帳簿保存法の運用が始まったことで、今後は会計業務におけるペーパーレス化「ペーパーレス経理」が進むと期待されている。このペーパーレス経理を中小企業や個人事業主などのスモールビジネスにも広げていこうと積極的な取り組みをみせているのが、業務ソフト「弥生シリーズ」を提供する弥生だ。同社では、今回のスキャナ保存制度改革が「会計業務3.0」を一層加速させると考えている。

マーケティング本部
マーケティング部
ビジネス戦略チーム アシスタントマネージャー  中小企業診断士
内山 正彦

その「会計業務3.0」とは何か。同社マーケティング部ビジネス戦略チームの内山正彦氏は次のように説明する。「会計業務は当初、証憑を整理して伝票を起票、帳簿に手書きで転記してソロバンや電卓で集計するまでのすべてが手作業で行われていました。これが第一世代の『会計業務1.0』です。こうした会計業務は、転記や集計などの後工程を自動化できる会計ソフトの登場により、第二世代の『会計業務2.0』に進化しました。しかし、証憑を整理して会計ソフトに入力するという前工程は依然として手作業が残っています。そうした前工程も自動化し、さらなる業務効率化を実現するのが第三世代の『会計業務3.0』です」。

弥生は「会計業務3.0」を加速すべく、同社のクラウドサービス「スマート取引取込」に「スキャンデータ取込機能」を追加した。「スマート取引取込」は、同社の会計・申告ソフト製品と連携して各種取引データを自動で取り込み、仕訳するサービス。これをレシート・領収書などの紙証憑の取り込みにも対応させたのだ。

「スキャンデータ取込機能」を利用すれば、経理担当者が行うのはレシート・領収書をスキャナで読み取りアップロードすればよい。あとは、スキャンした画像をOCR(光学文字認識)処理して自動的に取引データを生成し、それを仕訳データに変換するところまでを自動的に行ってくれる。

マーケティング本部
マーケティング部
マーケティングコミュニケーションチーム 担当マネージャー
塩﨑 智史

税理士の資格を持つ同社マーケティング部マーケティングコミュニケーションチームの塩﨑智史氏は、「スキャンデータ取込機能」が会計業務の効率化、ペーパーレス経理の実現に果たす役割は大きいと話す。

「『スキャンデータ取込機能』は、証憑を整理して会計ソフトに入力する労力を削減し、仕訳をスピードアップします。作業時間も3分の1から4分の1程度と大幅に短縮されます。また入力ミスを確実に排除するほか、紙書類を保管する場所を削減できる、目的の書類を素早く検索できるといった効果も得られます」

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