世論という悪夢 小林よしのり著

世論という悪夢 小林よしのり著

人気漫画家である著者は、「世論(せろん)」という大衆の感情表現ではなく、責任ある公的意見である「輿論(よろん)」を醸成しなくては、民主主義は堕落すると説く。

たとえば鳩山邦夫前法務大臣の更迭劇。世論調査の結果、この問題で麻生総理の支持率は激減したが、著者に言わせると「散々迷って盟友を切り捨てた麻生総理が情けなく感じただけだし、愚直に正義を貫いたらしき鳩山に同情したのであり、じじいの西川は悪者のように見えたというそれだけ」となる。つまり世論調査の結果は、単なる感情表現の表れでしかないと断じる。

沖縄やアイヌの問題、天皇制、日本の戦争責任などを俎上にのせた『ゴーマニズム宣言』の活字版。

小学館101新書 756円

Amazonで見る
楽天で見る

関連記事
トピックボードAD
人気連載
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!
トレンドウォッチAD
選挙後は大モメ必至<br>どうする子育て支援の財源

新党相次ぎ大混戦の総選挙だが、総選挙後の焦点となる財源問題を検証する。子育て支援5兆円の財源をどうするのか。所得税や相続税の累進強化では不足。やはり消費税頼みか。