談合訴訟、アップルの上告を米最高裁が却下

電子書籍価格談合訴訟で4.5億ドル支払いへ

 3月7日、米アップルが出版5社と共謀して電子書籍価格をつり上げたと認定した控訴裁の判断を不服として上訴していた裁判で、米最高裁は同日、アップルの上告を却下した。同社は4億5000万ドルを支払うことになる。写真はサンフランシスコで昨年4月撮影(2016年 ロイター/Robert Galbraith)

[ワシントン 7日 ロイター] - 米アップル<AAPL.O>が出版5社と共謀して電子書籍価格をつり上げたと認定した控訴裁の判断を不服として上訴していた裁判で、米最高裁は7日、アップルの上告を却下した。同社は4億5000万ドルを支払うことになる。

アップルは昨年6月の控訴裁判断について、最高裁判例と矛盾しているほか、「イノベーションとリスクテイキングを冷やす」ことになると訴えていた。

米司法省によると、談合で一部の電子書籍価格は、市場リーダーのアマゾン・ドット・コム<AMZN.O>が従来設定していた価格9.99ドルから12.99ドルもしくは14.99ドルにつり上げられた。

同省反トラスト部門責任者のビル・ベーア氏は「出版社と故意に共謀して電子書籍価格をつり上げたアップルの責任はこれで完全に決着した」と述べた。

アップルからは今のところコメントを得られていない。

関連記事
トピックボードAD
人気連載
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※週間いいね数のランキングです。

トレンドウォッチAD
ソニー復活の虚実

2017年度は最高営業利益を狙うソニー。しかし、過去10年は経営が苦しく、新規事業の仕込みが十分にできていない。次の成長事業が見つからなければ、再び下り坂が待ち受ける。