中国の異民族支配 横山宏章著

中国の異民族支配 横山宏章著

中国は漢民族と多くの「少数民族」から構成される多民族国家であり、民族紛争は一貫して国内問題(国内矛盾)だと説明している。元朝も清朝も同じ「中華民族」の王朝支配であり、漢民族が支配することは決して主権の侵害ではない、という解釈に立つ。チベット民族やウイグル民族といった異民族による、漢民族に対する自立運動を分裂主義者の策動ととらえる。「大一統」的な団結が強調されるときに使われる概念は、「大家庭」「国族」あるいは「中華民族」という実体のない創られた理念である。

清朝という異民族支配を漢民族が打倒した辛亥革命で、「中華民国」は誕生した。その研究者が、現代中国の「アキレス腱」の根源を探る。

集英社新書 756円

Amazonで見る
楽天で見る

関連記事
Topic Board トピックボード
人気連載
Trend Library トレンドライブラリー
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

Access Ranking
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!

※過去48時間以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※週間いいね数のランキングです。

トレンドウォッチ
朴槿恵大統領の罪と罰

韓国検察は朴大統領を同国憲政史上初めて立件した。親友を不当に国政へ介入させた容疑だ。支持率は史上最低の1ケタ、政権はもはや死に体。対日関係は再び不安定化するのか。