東京医科大で露見した不正受給の全内幕、でたらめな算定、トップ主導の証拠…

東京医科大で露見した不正受給の全内幕、でたらめな算定、トップ主導の証拠…

東京医科大学茨城医療センター(松岡健センター長、総病床数548床、茨城・阿見町)が1億円を上回る診療報酬を不正に受給していた事実が発覚。医療界を揺るがす大問題に発展しそうな雲行きだ。

茨城医療センターは7月21日、診療報酬の算定が不適切だったと発表した。その対象は(1)入院時医学管理加算、(2)医師事務作業補助体制加算、(3)画像診断管理加算2、という三つの診療報酬加算項目で、過去の受給総額が1億1870万円。患者の一部負担金を含むこの全額を返還する考えを表明した(加算の内容と不正受給の詳細は下表参照)。

今後、診療報酬の返還に際しては、一部負担金として、患者から「取りすぎていた」部分も返還するが、その対象数は膨大だ。

前出の(1)、(2)、(3)の各診療報酬で、それぞれ約9700人、約8900人、約1万0100人に上る。一つの病院で延べ3万人近い患者を巻き込む不正受給は異例であり、故意や重大な不正があったと認められた場合、新たな診療報酬届け出の禁止、最悪の場合には保険医療機関の指定取り消し処分の可能性もある。

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