クリントン氏、「日中が為替操作」と批判  「不公平な慣行と戦う」方針を明らかに

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 2月24日、米大統領選の民主党有力候補、ヒラリー・クリントン前国務長官は米スター・トリビューン紙に寄稿し、日本や中国およびその他アジア諸国が過去数年にわたり為替操作で人為的に輸出価格を抑えてきたと名指しした。写真はワシントンで昨年4月撮影(2016年 ロイター/Gary Cameron)

[東京 24日 ロイター] - 米大統領選の民主党有力候補、ヒラリー・クリントン前国務長官は米スター・トリビューン紙に寄稿し、日本や中国およびその他アジア諸国が過去数年にわたり為替操作で人為的に輸出価格を抑えてきたと名指しした。

クリントン氏は「新たな監視体制や透明性確保などにより、この不公平な慣行(為替操作)と戦う」方針を示し、「関税を含むさまざまな手段でも対抗措置を取る」と言明した。

また環太平洋連携協定(TPP)に反対する立場をあらためて明確にした。

 

(竹本能文※)

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