健康管理に「ノンウェアラブル」の時代が来る

1台のレーダーで同時に複数人を計測可能に

何も装着せずに、心拍数や心拍間隔を計測できる時代がやってきた(写真:Praisaeng / PIXTA)

え? 何も装着していないのに、心拍数や心拍間隔が計測されているの?

そう、電極や長いケーブルも、“ウェアラブルでさえも装着不要”なのだ。また、薄着になる必要もない。

計測のことなど意識せずに普通に生活している状態でも、心拍数や心拍間隔が計測され、健康管理されている。

そんな時代がやってきた。

遠隔で心臓の動きを測定する技術

当記事はFUTURUS(運営:ターゲッティング)の提供記事です

京都大学のCenter of Innovation(COI)とパナソニックが共同開発したのは、人体に何も装着せず、普通に生活している人の心拍数や心拍間隔を、離れた所から計測するという技術だ。

この技術には、高感度な『スペクトラム拡散ミリ波レーダー技術』という超広域帯(Ultra Wide Band:UWB)レーダーのひとつが使われている。

これは、連続波を符号変調して送信する技術で、高い信号対雑音比を得るために微弱な信号を積分するという。また、ほかの電波システムとの干渉にも強いことが特徴だ。

そして、もう一つの技術が、特徴点ベースの心拍推定アルゴリズムで、これは測定対象者の心臓の動きから、自動的に信号特徴点パターンを抽出することで、正確に心臓の収縮と拡張の動きを捉えることができる。

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