環境モニタリングは「住民参加」で進化する

小型センサーを使った国際的プロジェクト

「Smart Citizen」は大気や騒音レベルを誰でも簡単に測定できる小型センサーだ(画像はhttp://smartcitizen.me/から)

大気は、目に見えないが、地球環境はもちろん、私たちの健康や日常生活にも影響を及ぼす重大な要素のひとつ。

従来、各地域の大気の測定は、主に行政機関が担っており、私たちは、その測定結果を定期的に受け取ることに終始してきた。

官民が参画する国際的な環境プロジェクト

当記事はFUTURUS(運営:ターゲッティング)の提供記事です

だがここへ来て、少し違った形の環境モニタリングが登場し始めている。

「Smart Citizen(スマート・シチズン)」は、大気や騒音レベルを誰でも簡単に測定できる小型センサーの開発・普及を通じて、環境モニタリングへ地域住民の参画を推進する国際的なプロジェクトだ。

スペイン・バルセロナの建築専門教育研究機関「IaaC(Institute for Advanced Architecture of Catalonia)」の傘下にある「FabLab Barcelona(ファブラボ・バルセロナ)」を中心に、インテルやシスコといったIT関連企業、英ダンディー大学(University of Dundee)やオランダの「Waag Society」をはじめとする学術研究機関などが参加している。

次ページ広く共有するための仕組みとは?
関連記事
Topic Board トピックボード
人気連載
Trend Library トレンドライブラリー
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

Access Ranking
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!

※過去48時間以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※週間いいね数のランキングです。

トレンドウォッチ
行き詰まる東電支援<br>原発最後の選択

賠償費用も廃炉費用も想定から大きく上振れし、東電支援スキームは破綻の瀬戸際。東電の発電所を売却し、その代金を賠償や廃炉費用に充て、東電を送配電会社に再編する構想が浮上。