消費増税目前!新築マンションの「買い時」

選びやすいのはいつまで?

消費増税目前、新築マンションはいつ買うのがオトク?(写真 : jazzman / PIXTA)
当記事はSUUMOジャーナルの提供記事です

2016年の新築マンション購入成功のポイントは、消費税増税に伴う制度改正と住宅供給動向の見極めにある。また、上昇傾向にある住宅価格や史上最低水準の金利の行方も見逃せない。専門家への取材をもとに、満足できる家をおトクに買う方法を考えてみた。

「消費税8%」で買うなら、2016年前半から動き出そう

消費税10%への増税は2017年の4月1日から。とはいえ「来年の話……」と油断してはいられない。住宅の購入・新築等の「契約」から「引き渡し」までは、数カ月程度の期間がかかるからだ(新築マンションは1年~2年かかる物件もある)。

消費税は、原則として引き渡し時点の税率が適用される。しかし、こういった住宅ならではの事情に配慮して、「経過措置期限」が設けられている。

【図1】2016年10月1日以降に契約し、2017年4月1日以降引き渡しの物件は消費税10%が適用される(画像:SUUMOジャーナル編集部)

新築マンションのうち「間取りや内装等について特別の注文ができる物件」は、2016年9月30日までに契約すれば、2017年4月以降の引き渡しでも「消費税8%」が適用されるのだ【図1】。2016年の住宅購入・新築等は、この期限も考えて資金計画や物件の情報収集などを早めに始めることがポイントになりそうだ。

なお、ここでいう『特別な注文ができる物件』とは、家の間取りを標準仕様から変更できる物件や、壁の色、ドアの形状などを複数のプランから選べる物件など。モデルルームなどで確認しておこう。

なお、消費税増税の影響を受けるのは、新築住宅の購入・家の新築や増改築・不動産会社から中古住宅を買う場合など。売主が個人の中古住宅や土地購入は、物件の価格には消費税がかからない。

増税で、住宅価格はいくら上がる?

【図2】消費税増税による負担アップ額を価格別に試算。この例では約20万円~約70万円負担が増えるという結果になった(画像:SUUMOジャーナル編集部)

新築マンションの価格は消費税込みで表示されていることが多いが、実際に消費税がかかるのは「建物価格」だけで、土地分にはかからない。表示されている価格のうち、消費税額がいくらなのか、建物価格と土地価格の内訳がどうなっているのかは、モデルルームで聞いてみないとわからないことが多い。

ここでは一例として、建物価格が全体の60%と仮定して試算してみよう。たとえば税抜価格5000万円、消費税率8%の場合、消費税は「5000万円×60%×8%=240万円」となる。このようにして価格帯別に増税負担を試算したのが【図2】だ。

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