大阪の三越伊勢丹は成功するか? 開業キーマン激白--日本初の“置き方”を提案する《NEWS@もっと!関西》

大阪の三越伊勢丹は成功するか? 開業キーマン激白--日本初の“置き方”を提案する《NEWS@もっと!関西》

2011年春のオープンに向け、急ピッチで建設中の「JR大阪三越伊勢丹」。三越伊勢丹ホールディングスが初めて大阪に進出することから、百貨店関係者だけでなく地域住民も注目している。一方、周辺では新店を迎え撃つべく、「阪急百貨店梅田本店」や「大丸梅田店」などが増改装工事を進める。激しい顧客争奪戦が想定される中、三越伊勢丹はどのような戦略で挑むのか。

新店立ち上げのキーマンである伊藤達哉氏(JR西日本伊勢丹・専務取締役、大阪店開業準備室長)を直撃したところ、伊藤氏の口から、意外な構想が飛び出した。


--「JR大阪三越伊勢丹」は三越と伊勢丹が経営統合後に出店する初めての店舗になります。三越伊勢丹ホールディングスにとっては、どのような位置づけの店舗なのですか。

経営統合後の初めてのお店ですので、いままでにないような新しいお店づくりを目指します。地域のお客さまも期待されておられると思いますし、会社にとっても三越日本橋本店、三越銀座店、伊勢丹新宿本店に続く旗艦店として、従来にないようなお店にしたいですね。

--「新しいお店づくり」とは具体的には?

これまでの百貨店は、婦人服や紳士服などの分け方でお店づくりがなされていると思うのですが、新店は「お客さまにより近づいて」をキーワードにお客さまの声をキチッと拾い上げたかたちで、それをお店づくりに反映していきたい。そのために、現在、グループインタビューやフィールド調査などのマーケティング調査を実施している段階です。

お客さまの声を分析すると、大阪の方は地域密着型といいますか、地元に根付いておられる方が多いのですね。18歳以上でみると、同居比率が東京よりも高く、大学時代などのグループや仲間との結びつきを重視される方が東京よりも多い、と感じています。ですので、「家族や友人がいっしょに集えるお店づくり」を描いています。

大阪の方は“ミーハー”で、新しいものを受け入れる土壌がありますので、新店には「大阪発」のようなものを持ってこようと考えていますよ。(伊勢丹が得意な)グローバルファッションと、三越が得意な文化や伝統をベースにした生活や暮らし方に関する商品を、うまく掛け合わせてお店をつくっていきたい。これまでの大阪にはなかったマーチャンダイジングを提案していきたいですね。

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