次世代環境ビジネス 尾崎弘之著

次世代環境ビジネス 尾崎弘之著

自然エネルギーなどの分野に財政を積極的に投入し、新たな産業と雇用を産みだそうとする「グリーン・ニューディール」が世界的に脚光を浴びている。本書は、多岐にわたる次世代環境ビジネスの全体像をまとめた入門書だ。

野村証券からモルガン・スタンレーなど米投資銀行、環境ベンチャーのCFO(最高財務責任者)などを歴任した著者。日本では知られていない海外の次世代環境ベンチャーが続々と登場する。単なる技術面の紹介にとどまらず、どんな事業モデルがあるのか、新たなゲームのルールはどうなるのかなど、ビジネスや投資の視点も明快である。

技術の事業化の難しさも指摘する。とかく日本人は技術さえ優れていれば成功しやすいと考えるが、事実はもちろんその通りではない。IT以上に幅広い先端技術が統合されつつある次世代環境ビジネス。ITやバイオで欧米に負けた日本は新たなベンチャー競争に勝ち残れるか。

日本経済新聞出版社 2940円

Amazonで見る
楽天で見る

関連記事
Topic Board トピックボード
人気連載
Trend Library トレンドライブラリー
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

Access Ranking
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!

※過去48時間以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※週間いいね数のランキングです。

トレンドウォッチ
労基署監督官の告発<br>過重労働がはびこる真因

電通で起きた新入社員の過労自殺事件をきっかけに、働き方への関心が高まっている。労働行政の現場に立つ労働基準監督官3人が匿名で語る「過重労働大国ニッポンをどう変えるか」。