外国人客が激増?超使える5つの「接客英語」 本当に「気が利く」表現はこれだ!

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お菓子などを試食したお客さまに、Would you like this flavor? と言えば、「この味はいかがですか?」となります。この場合のflavorは、「塩味」「しょうゆ味」「イチゴ味」といった場合の「味」でよく使います。おすすめしたい商品が手元にある場合は、Would you like this? だけでもOK。

This one is very popular.「これはとても人気があります」など、簡単でもいいのでひとこと添えられると、なおGoodです。

③物を渡すときの、This is ~.

This is ~. は、中学校で習う典型的な英文ですが、実は接客でも頻繁に登場する基本フレーズです。

たとえば、商品を渡すときにThis is the sample. Here.と言うと「これがサンプル品です。どうぞ」となります。Hereは「ここ」という意味ですが、物を手渡す際に「どうぞ」というニュアンスでよく使われます。

そのほか、

This is another color.「違うお色のものです」
This is the changing room.「試着室です」
This is your receipt.「レシートです」

 

など、シチュエーションに応じて幅広く使うことができます。

④確認が必要なときは Let me check.

商品の値段の確認や、英語ができる別のスタッフに聞きたいとき、また電子辞書でちょっと調べたいときなどに使えるのが、Let me check.です。これは「私にチェックさせてください」という意味で、お客さまにお願いをするニュアンスが含まれる、丁寧な英語です。

単に「調べてみますね」という表現ではI’ll check it out.がありますが、こちらは自分が責任を持って行う感じが出ます。

⑤数字が苦手な人は、This is the total.でOK!

最後はお会計時のひとことフレーズです。

英語の数字表現は、100(hundred)や1000(thousand)など、単位を表す単語が長くて発音しづらいほか、1万が10 thousandになるなど、日本人にとって非常にややこしいものです。

最もスマートにお会計を済ませる方法は、「お客さまに合計金額を見せる」こと。

レジや電卓の表示を見せて、This is the total.「合計(金額)はこちらです」と言うだけで、複雑な数字を発音せずとも一目瞭然です。

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