家庭より仕事優先の妻に「三行半」は当然だ

犠牲の覚悟なくして結婚生活は不可能

夫婦がお互い犠牲なしに結婚生活を続けることは難しい(写真:EKAKI / PIXTA)

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私は33歳、結婚して10年目です。夫から離婚して欲しいと言われました。私が子供を望まず、仕事を優先したことが発端です。
おかげで仕事ではリーダーを務めていて、責任ある仕事をやらせてもらえるまでになりました。産休から復活した時に自分の場所を確固たるものにしておけば安心だという思いで頑張りました。
そのため家事はあまり積極的にはやってこず、特にここ5年は夫婦関係もなく、単なる同居人のような関係になっていました。私はお互いがやりたいことを諦めずに生活が続くことが、結婚生活の良い形と思っていました。それだけに、夫の申し出には驚いています。そして今更ながらですが、すべてを手に入れることはできないものだと、理解するようになりました。
ところで私の中ではここ1~2年で、子供がいる生活も幸せなのかも知れないと思うようになっていました。それで、二人の思いやりや語り合いが足りず身も心も離れてしまったのだから、それができれば今からでもやり直せるのではないかと、申し出ました。しかし夫の離婚の決意は固く、弁護士の所まで行きいったんは離婚調停を起こす手続きをしました。今は取り下げて、二人で協議中です。
私が夫の決意に同意し、家を出て行くことを夫は望んでいますが整理がつかず、踏ん切りもつきません。この進まない状況に我慢がならない夫はずっと不機嫌です。話し合っても、「夫婦の絆を作るにはもう手遅れで修復は不可能、身も心も戻りたいとは思わない、一生一人でもいい覚悟だ」と言われ、話し合うほど絶望を感じます。
夫婦は壁にぶち当たった時に一緒に乗り越えるものと思っていましたが、お互い壁を認識しつつも壁伝いに違う方に歩いてしまったと感じています。もう諦めて離婚すべきでしょうか?
加山みか(仮名)

夫婦の形は、合意で決めるべきだ

この連載の過去記事はこちら
 

昨年末、スイスの研究機関「世界経済フォーラム」(WEF)が世界145カ国を対象に行った「男女格差レポート」によりますと、日本は101位で、G7の中でも最下位でした(ちなみに女性大統領を持つ韓国は、更に低い順位でした)。

つまり産休後、職場に復帰したときの自分の場所を確固たるものにしておくために、家庭を犠牲にして仕事優先で頑張ってこられたあなたを、簡単には非難できないことを、この数字は物語っています。日本に住む多くの既婚女性は、仕事と育児の両立に奮闘し、苦労していますし、仕事を優先して子供を持たない選択をする夫婦も珍しくありません。

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