地団駄は島根で踏め 行って・見て・触れる《語源の旅》 わぐりたかし著

地団駄は島根で踏め 行って・見て・触れる《語源の旅》 わぐりたかし著

「地団駄を踏む」の語源は島根県奥出雲地方に残る日本独自の製鋼法「たたら」にあるという。「たたら」は製鋼法と同時に送風装置「ふいご」を指し、古代の製鉄所「たたら場」で使われていた足踏み式のふいご「地踏鞴(じだたら)」を踏んで炉の中に空気を送る様が、悔しがって地面を激しく踏むのに似ており、「じだたら」→「じだた」→「じだんだ」になったという。このたたら場はアニメ『もののけ姫』の舞台にもなっており、作品中にも大勢で「地踏鞴」を踏むシーンが出てくる。

人気放送作家がその言葉が生まれたといわれる土地「語源遺産」におもむき、誕生した背景や物語を発掘。「語源」というテーマから見えてくる日本の風景や歴史を綴る。

光文社新書 924円

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