デビッド・ボウイはネット音楽の先駆だった

インターネット1.0時代に30万ダウンロード

デビッド・ボウイは、さまざまな物の将来を見据えていた(写真 :YakobchukOlena / PIXTA)

つねに新しいことに挑み続けた伝説的ロックスターであり芸術家であり、ファッションリーダーでもあった、デビッド・ボウイの死は、世界中に衝撃を与えた。

しかし、彼が革新的だったのは音楽や芸術の分野だけではなかった。「インターネット時代」の音楽の在り方を予見し、新たな金融商品を生み出すなど、まさにマルチな先見性を発揮していたのだ。

1996年に、すでに新曲をオンライン配信!

当記事はFUTURUS(運営:ターゲッティング)の提供記事です

デビッド・ボウイはすでに1998年、自身のインターネット・サービス・プロバイダである『BowieNet』を創設している。といっても、AOLやProdigy OnlineのようなISPと競合するようなものではなかった。

しかし、まだ『MySpace』(2003年)や『Friendster』(2002年)、そして『Facebook』(2004年)が登場するよりも早く、インターネット上のコミュニティを作り上げたのだ。

そして、現代でも古さを感じさせない手法によって、アーティストとリスナーの接点を作った。しかも彼は、1996年には『Telling Lies』という新曲をオンラインでリリースするという試みを行っていた。まだ、ブロードバンドや常時接続と言ったサービスが始まる以前のことだ。しかし、『Telling Lies』は30万ダウンロードを記録している。

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