日本の梅雨とヒマラヤ山脈の意外すぎる関係 この薀蓄100章は思わず話したくなる

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61. ネパールの国旗の真紅はナショナルカラーであり、国花シャクナゲの色

62. ネパールの挨拶は、朝昼晩を問わず「ナマステ」。目上の相手には「ナマスカール」という

63. ネパールは世界で唯一ヒンズー教を国教としていたが、2006年に世俗国家に転換することが決定された

64. ネパールやインドでは左手は不浄の手。左手で食べ物を持つ、モノを受け渡す、握手するなどの行為は禁物

65. 頭は体のなかで最も神聖な場所とされ、相手が子どもであっても頭をなでてはいけない

66. 逆に足はいちばん穢れているとされ、足を触ったり指さしたりするのもタブー

67. ネパールは緯度でいえば日本の奄美地方と同じ亜熱帯気候だが、高度による気候の変化が著しい

68. ネパールでは大きく分けて6月~9月前半が雨期、9月後半から5月が乾期

69. 乾期は麓の町からヒマラヤが見える確率が高くなる

70. ヒマラヤで登山に最適なシーズンは4~5月のプレモンスーン、9~10月のポストモンスーン

標高6000m以上の地点では、夏に大雪が降る

71. 夏はモンスーンの影響で標高6000m以上の地点では大量の降雪があるため登山はできない

72. ネパールには60以上もの異なる民族が暮らし、70以上の言語が話されている

73. シェルパは登山ガイドの代名詞となっているが、もともとはクンブという山域に棲む民族、シェルパ族をさす

74. アルピニスト野口健は「シェルパ基金」を設立。遭難死したシェルパの遺児などへの援助を主な目的としている

75. 主要国首脳会議が「サミット(山頂)」と呼ばれることから、随員としてサポートする役人は「シェルパ」と呼ばれる

ヒマラヤ山脈を越えて移動するアネハヅル(写真 : ruchia7 / PIXTA)

76. アネハヅルは、中央アジアで繁殖し、東アフリカやインドで越冬するためヒマラヤ山脈を越えて移動する

77. 鳥がヒマラヤを越えられるのは気嚢(きのう)があるため

78. キュウリの原産地はヒマラヤ山脈の麓、東インドのシッキム地方といわれている

79. 大葉(しそ)も、ヒマラヤ山脈周辺に自生していたものがアジア各地に広まった

80. サクラの原産地も、ヒマラヤから中国南西部にかけての地域だったとの説が有力視されている

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